生活保護ということに関して自分が思うこと

この記事を見て思うところがあったので、ちょっと書いてみる。

 

生活保護者は招待しないものなのでしょうか。 主人と結婚式のことで揉めていま... - Yahoo!知恵袋

 

生活保護を叩く理由っていろいろあると思うんだけど、

「俺は苦労して払っているのにもらっている奴はずるい」

という言葉に集約されるんじゃないかと思う。

 

確かに、そういう感情になることもある。否定はできない。

 

ただし、自分の場合、浮き沈みが激しい業界にいるものだから、

もしかしたら来年は収入が下がっているかもしれないとか、

生活保護とまではいかなくとも、困窮してしまうんじゃないかという

不安は常に抱いている。

 

さらに、妻子持ちで、自分が困窮するだけには留まらないため

不安はより一層ふかまる。

 

幸い、自分の住んでいる地域の自治体は

子育てに関する補助や社会保障への取り組みがしっかりしているので、

もし、そんな状態に陥ったとしても大丈夫かもしれない。

 

そんな「不安」と「しっかりした社会保障」がある中で、

盲目的に生活保護の批判はできないなぁと思う今日この頃。

 

妊娠時に見えた会社の本質

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うちの嫁がつい最近、妊娠していることがわかりまして、

それはそれで、たいへんおめでたいことで、

初子なので、こんな子供みたいなやつが親になっていいのかとか

不安でしょうがないのですが、それはまず置いておきまして。

 

「産休はいつごろから入るの?」

 

と嫁に聞いたところ、急に暗い顔になりました。

事情を聴いたところ、辞めなければいけない、とのことらしいのです。

いままで、3社ほどブラッキーな会社に勤めてきた私でしたが、

そこまでする会社は初めてで、おもわず「ふぁっ!?」と声を出しました。

 

嫁は今の会社で、営業事務として働いております。

役職としては平社員で、入社してからずっとその仕事らしいです。

妊娠が分かってから、彼女から直属の上司に相談したらしいのですが、

 

「わかった。産休とかあると思うから、ちょっと待っててくれ」

 

と言われて待っていたら、直属の上司のさらに上司から呼び出され

 

「退職の意志があるってことでいいよね?」

 

と直接言われたそうです。

その場では、彼女は回答せずにひとまず持ち帰ったそうですが、

相当落ち込んでおりました。

産休が明けてから復帰できると思っていたからです。

そして、なにより、その職場が好きだったからです。

 

と、まあここまで聞いて、

「仮にその会社に復帰できたとしても、いいことはないと思うよ。辞めてしまおう。」

即、彼女に言いました。

 

女性の社会参画が叫ばれて数十年経つこの時代でさえ、

こんな企業が存在することに驚きを隠せませんでした。

聞いたところによるとこの会社、子持ち女性社員が一人もいないそうです。

社員が妊娠するたびに、こうやって辞めさせていることが想像できます。

 

あと、意志を仰いでいるってことは、社員都合の退職にしたいってことでもあるんでしょうね。

社員をバイトか何かと思っているんでしょうか?

なんつーか、すごく汚いですね。

 

確かに、こんな時世なので、産休で空いた穴を即埋めるために、

将来の不確定人員の可能性は無くしていきたいってのは理解はできるし、

子持ちの社員は扱いが非常に難しくて、考慮した結果こうなっているのだと思います。

(それでも糞だけど)

あと、嫁の会社は、ちょっと今の時代に合ってない分野なので、落ち目企業ってのもあるかも。

 

でも、ちゃんとしている会社も存在しているんですよ。

たとえば、うちの会社はソフト作っていて、それなりに忙しい会社です。

 

あるプロジェクトの女性プログラマが子持ちなんですが、

立派にメインPGの一人として働いております。

 

出社、退社は他の社員と違う時間にしたり、

その女性社員がいないと仕事が進まないという状況にならないように、

すべてのメンバーの作業進捗コントロールをしていますし。

っていうか、「誰かがいないと作業が進まない」という状況はその女性社員に限らず、

会社として作らないようにしています。

 

会社や上司、社員が協力して、工夫して今の状況を作りました。

立ち上がって、2年未満の会社でですよ。

 

うちの会社自慢ではないですが、

管理側が、社員ひとりひとりの状況に対して、工夫をしないで、

社員が安心して仕事を続けられるわけがないと思うのですが、

どうなんでしょうね?

 

嫁には今の会社を退職させます。

このまま、専業主婦になるか、復職するのかはわかりませんが、

安心して赤ちゃん産んで育てていきたいものです。

 

LIGの人が秒速で結婚できた話は実はプレゼンがいいからだと思う話

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わりと前の話だけど、この話すごく話題になりましたよね。

 

いろんな人が色々言ってましたね。

その中で、やまもといちろう氏のこの記事が気になりました。

 

LIGの秒速結婚話のどうでも良さと胡散臭さと耐えられない軽さ

 

この記事の内容の結論だけまとめます。

 

 結婚てそんな簡単に決めるもんではない

それを許すのはただの悪ノリ

 

確かに会ってすぐ結婚てのは異常だと思います。

端から見ると、ふざけているようにしか見えないし、なにより嘘くさい。

でも「簡単に決めた」かについては一言物申したいです。

 

簡単に決めたのではなく、

プレゼンによってお互いがお互いを射止めたと思います。

 

私は2人のプレゼン資料を下記のように評価しています。

 

要求およびそれに対する回答が明確

回答が相手の求めるものに合致

無駄な情報が削ぎ落されている

 

これほど完成されたプレゼンは無いのではないかと思いました。

特定の個人が対象であることや、目的が最初から明確という状況ではありましたが

場、経緯、対象の人向けのプレゼントとしてマッチしていたので、結果が出たのだと思

います。

 

巷には、プレゼンのためのプレゼン資料や

顧客を完全に無視したウンコみたいなプレゼンが多数存在しています。

 

そんなのと比べると輝いて見えました。

 

2人は仕事能力の高い人だと思います。

プレゼン資料からそう感じました。まったく根拠はありませんが。

そんな2人には幸せになってもらいたいです。

 

という話でした。

 

リーダー意識という甘言。アジャイルへの警鐘

最近、仕事場で憤ったので書きます。


部下がリーダー意識をもって自身の作業を効率よく進めてもらえば、

上司や指示をする立場の者にとってこれほどうれしいことはないですよね。

 

だが、そうはならなかったんだよ。悲しいことにね。

 

上司に与えられているミッションて業務の遂行ですよね。

それがうまくいかない場合は、問題解決をしますよね。当然。

でも、昨今て特に僕の知っている限りではソフトウェア業界。

特にWeb業界。特にソーシャルサービス業界。

 

この業界って、変化や要求の頻度がユーザを相手にしているもんだからめまぐるしく変わる。

変わる。変わる。

追い打ちをかけるようにリスケジュールの嵐。

 

ただし、最小限の力で、最大限の成果を出すということは、経営者、社員や関係者では、

共通認識のため、実は実際に必要な時間的なコストはそれほど変わってないわけです。

少なくとも僕の経験では。

なにがいいたいかと言うと、変化に合わせて舵を切っていくことが非常に重要になるわけです。

 

では、なんで皆はやく帰れないかと言うと、↑で言っている舵とりがうまくいってないから

なのですよ。

 

今ってアジャイルって流行っているじゃないですか。

僕が思うに、アジャイルって受注型の方法をそのままゲーム制作に取り入れていた

弊害を解決する素晴らしい方法なのではなく、

「成果物を優先する」

このことに主眼を置いたものだと思うのですね。

で、

「俗人的な部分は否定していない。むしろもっと加速させる」のですよ。

詳しくはなんか本とか読めばいいと思う。

 

「みんなプロなんだから、個人のスケジューリング、タスク管理くらい自分でやる」

みたいな

 

だからと言って、上司や指示者の作業者のタスク管理ってすっぽ抜けてはいけない

のですよ。

 

現実的に、自身のタスク管理ってそれなりにハードルが高いから、

チームに入りたてや、若年社員、そもそもそれが残念な社員てぶっちゃ無理ですわ。

  

 管理者はこれに正面から取り組まなきゃいけないんですよ。

 

人の管理て大変で、調整て大変。さらに「できていない」ことに対する責任て負いたくない。

できれば作業者が負っているということにしたい。

 

それって、”管理”という責務を放棄しているにすぎない。

 

 

一人ひとりがリーダー意識()

という言葉に警鐘を鳴らしたい。

以上でございます。

 

セットで人の顔を覚える病

子供のころから人の名前や顔を覚えるとき、似ている2人セットにしてしまう。
理由はそうすると、覚えやすいからだ。

たとえば、クラスにぽっちゃり系のA君B君がいたとしよう。

この2人は「ぽっちゃり」という共通点があるため、

 俺フィルターを通すと、セットになってしまう。

そしてこの共通点はわたしの中でハッシュ化され、

A君を検索するときは、このハッシュが参照されて、

A君、B君が抽出されるという算段だ。

このように、ある共通点でカテゴライズすることで、

そのカテゴリのキーで検索をかけることによって、

人の顔を覚えている。

28歳というこの歳になっても、いまだに同じ方法で覚えている。

ただ、ぽっちゃり系がA君、B君、C君と3人いた場合は、

残念ながらC君はあまり思い出せなくなってしまう。

もしくは3人の検索効率のパフォーマンスそのものが落ちてしまう。

問題である。

1カテゴリにつき推奨されるレコード数は2つなのだ、

これを超えると、安定したスペックは期待できない。

特に解決しようとは思っていないが、ゆゆしき問題だ。

子供時代は、クラスにぽっちゃり系はたまたま2人しかいなかったし、

共通点がある人なんて、クラスに2人程度しかいなかったし、

付き合いが長くなると、

セットで覚えなくても、そのうち覚えてるし。

そもそも、覚えてなくても、怒られないし。

この問題は社会に出て、

社外打ち合わせをするときに大いに弊害となった。

なぜなら、社外の人はよっぽどの特徴が無いかぎり、

その会社というキーでカテゴライズされてしまうからだ。

一回目の打ち合わせでは、名刺くれるのでなんとか大丈夫だが、

2回目以降はほんと無理。

なので、名刺や打ち合わせのノートには、

初めて会う人の似顔絵を描いて、

顔と名前をあわせようとしている。

絵はうまくないので、大体は失敗するけど。

 

薄い顔の人はほんと駄目ですね(怒)
 


何が言いたいかというと、人の顔を覚えていると、

仕事にも役に立つし、相手にも喜ばれるので、いいことがあるよ。

ということでした。